肩こり

昔整体屋さんで働いていた頃から、肩こりの患者さんとは長い付き合いです。鍼灸整骨院を初めてからも、本当にたくさんの患者が来院されます。

 

「こり」といったらたいしたことなさそうなニュアンスですよね。痛みほどはなさそうな‥

 

でも違和感というのは体の異常を伝えるひとつのサインです。頭が痛いとか、首がまわらないとか、背中がいたくて「よい姿勢」ができない、なんて人たちも肩こりが楽になると治ったりします。

押したり揉んだりは体にあまりよくないなんていうひともいます。

でも薬を飲んだりするよりはるかに副作用も少ないと思います。

精神的なリラックス効果もあるので、ぜひ一度来院してほしいです。

試してもらったうえでだめならしょうがないですけどね。

 

接骨院は外傷の治療が主戦場であり、本来の職務であることに異存はないし、

それのみにプライドをかけていらっしゃる先生方もおられるのかもしれません。

しかし自分は整体屋の出身だからか、いまだに肩こりの患者さんへの思い入れがとても強いのです。「ちょっとでも楽にしてあげたい」そんな気持ちが強いです。

 

今日は肩こりの患者さんが多く来院されました。

前近代的なやり方かもしれませんが、うちはけっこう全身をもみほぐします。肩だけでなく頭、腰、手、足、全身もみほぐします。

自費診療のいいところはたくさん時間をかけられるので、患者さんの話もよく聞けるし、

多くのアプローチができますからね。いかに「安全に」「しっかりと」ゆるめられるかが勝負です。

 

ひとつでも肩こりの体操を覚えて帰ってくれるとなおいいですね。

最終的には肩こりとさようならできると理想です。免疫力もあがるし、睡眠の質も深くなって目覚めも変わりますよね。個人差ありますけども。

 

 

 

 

「楽になった」と満足して帰る患者さんたちをみると、単純にうれしいです。

この仕事を何年やっても、この瞬間は本当にうれしいです。

明日も全力を尽くします。