シンスプリントとは? ~シンスプリントの原因

シンスプリントは脛骨疲労性骨膜炎と呼ばれ、ランニングやジャンプ動作が多い競技をしている場合に起こりやすい症状です。 脛骨(けいこつ)とは、ヒザから足首までの骨のこと。

偏平足、硬い地面、悪路でのランニング筋の柔軟性の低下などが原因とされます。

図のような「底背屈」運動により、ふくらはぎの筋肉(下腿三頭筋、後脛骨筋など)の付着部の骨に引っ張られるストレスが与え続けられ、炎症が起き痛みが発生します。

シンスプリントの症状

初期症状は、運動時にスネに不快感や鈍い痛みを感じる程度で運動をやめると痛みは治まります。
しかし症状が進行するにつれ、運動時以外にも押しただけ、歩くだけで痛みが出ることがあります。

シンスプリントの治療期間は?

シンスプリントは非常に治りが悪いとされています。
その最大の理由としては、運動(部活)を完全に中止しなくても、痛みを我慢して出来てしまうという点にあります。

★中高生へのアドバイス

部活動は長くて3年間。短い期間で結果を出していかなくてはならないため、非常に過酷な条件のなか運動を行います。
その短い期間、ケガによって少しでも部活動を休もうものならレギュラーの座は遠のき、成績も思うようには伸びないことでしょう。
部活動に励む学生たちは、1日たりとも無駄にはできないことは承知の上ですが、勇気を持ってほんの少しだけ、タイミングを見計らって“休む努力”をしてみてください。
少し休むだけで、治療の効果は抜群に変化します。

シンスプリントの治療は彩り鍼灸整骨院へ

患部の筋肉を中心に、手技療法・電気療法を行います。 他にも、筋肉が付く骨の部分の炎症症状を抑えるために超音波治療や、必要に応じてテーピングなどを施し症状が悪化するのを抑えます。

痛みがあるなかで運動をした際は必ずアイシングを行ってください。
他にも、筋力強化メニューとして「タオルギャザー」(床に置いたフェイスタオルを足の指でたぐり寄せるトレーニング)も有効です。

当院へご来院いただいたらまずは患部のチェックをします。