肉離れとは? ~肉離れ・挫傷の原因について

 

肉離れのことを専門的に「挫傷」と言います。
準備運動を十分に行わなかったり、疲労の蓄積で筋肉の柔軟性が低下している状態などで急激な運動を行い、 筋肉の線維を損傷してしまうことで起こります。激しくストップとダッシュを繰り返すスポーツに多発します。

ふくらはぎや、太ももの裏(ハムストリングス)に多い症状で、殿部などにも発生することもあります。

肉離れ(挫傷)の症状について

肉離れは筋肉に大量の出血が起きています。
重症度にもよりますが、ふくらはぎの肉離れを起こすと足を地面に付けただけでも痛みが生じます。ひどくなると足をひきずったような歩き方になります。 まずは、この出血を止めるように応急処置を行っていかなくてはいけません。

肉離れ(挫傷)の応急処置

ふとももの裏の筋肉(ハムストリングス)に肉離れが起きてしまった場合は、痛みが出ている箇所にアイシングを施し、そこに圧迫を加えます。
手のひらで圧迫してもよろしいですし、アイシングを止めるためのゴムバンドやラップなどでアイシングと同時に圧迫を加えても大丈夫です。
このとき、圧迫が強すぎたり、冷却時間が長すぎたりすると血流を完全に遮断してしまう恐れがありますので注意が必要です。

ここで、ポイントとなるのが応急処置をする際のケガをしてしまった方の姿勢です。
ハムストリングスを肉離れしている場合は膝を伸ばした姿勢で応急処置を施しましょう。
膝を伸ばした姿勢は、ハムストリングスに適度な緊張が生まれ、肉離れしてしまっている筋肉の傷口をふさぎ、止血効果を高めることができます。
他の筋肉でも同様に、その筋肉に少し緊張を持たせた状態で応急処置を行ってください。

肉離れ(挫傷)の治療は、彩り鍼灸整骨院へ

急性期は応急処置を治療の中でしっかりと行います。彩り鍼灸整骨院では、

急性期では綿包帯による固定をメインで行っています。
急性期が過ぎたものにおいては、肉離れを起こした部位が硬くなり柔軟性を落としてしまっているので、 手技療法、ストレッチ、超音波治療を行い再発を予防し、いち早く社会復帰ができる様に治療します。

場合によっては鍼灸治療も有効です。

 

特に下肢の肉離れ(ふともも・ふくらはぎ)の原因には体幹の柔軟性の低下が密接に関与している可能性が高いです。

再発を防ぐためにも合わせてしっかり治療していきましょう!