冷え性

足や手の指先が痛いという患者さんの来院が増えています。実際問診したり触診してみると、

ずいぶん体が冷えていらっしゃる患者さんが多いことに気づきます。

先週くらいから段々と寒さが増しており、やはり循環不全というか、全身の血流が悪くなるのでしょう。

身体は本能的に脳と内臓をまず守ろうとしますので、やはり手や足への血流は後回しになりがちです。結果、四肢の筋肉が固くなりケガや痛みの原因になります。その結果肩こりや腰痛が起こります。循環不全からむくみなども起こりうるでしょう。

そう考えると、今からの時期の身体のケアというのはものすごく重要になってきます。

既に発症してからだと手遅れになるかもしれませんからね。

治療院でできること、家庭でもできること、もちろんそれぞれあるとは思いますが、体に不調を抱えていらっしゃる方はまずは「温める」ということをしっかり意識して頂きたいと思います。

 

アメリカの研究で「痛みの原因は組織の酸欠である」という結論がでたという話を耳にしました。酸素不足が起こった体の部分が危険を感じ、脳に痛みの信号を送るのでしょうか。そう考えると、しっかり全身に栄養を送ってあげること、具体的には血流が全身の隅々までいきわたることが重要であるということですね。私たちが鍼灸や整体をするのも、そのための手段のひとつだと思います。リハビリもそうですね。神経も筋肉も、血流がなければ働かないわけですから。

 

おかげさまで開業して半年になりますが自分は今日も体が絶好調です。ひとりでも多くの患者さんの健康作りのお手伝いをすべく、明日からも頑張ります。

どうかここを読んでくださったあなたもお体をお大事になさってください。最後まで読んでいただき本当にありがとうございました。