先週、3歳の女の子が、肘が動かなくなったという主訴で来院。
お父さんが肘を引っ張ったときに上がらなくなったようです。
土曜日だったので、整形外科も休みだったのですね。
来院時には典型的な肘内障の様子を呈していたので、さっそく整復に取り掛かりました。
しかし松田の人生経験の未熟さの為か、なかなか女の子も心を開いてくれません。
本人には泣かれるし、抜けた肘もなかなかはまらず、すごく焦ります。
一度休憩して、一緒におもちゃで遊んでから、リトライしました。
不安そうに家族が見守る中、無事に整復が完了しました。
泣き叫んでいた女の子もピタリと泣き止み、帰りは笑顔で帰っていきました。
嬉しそうに帰っていく家族の様子をみて、この仕事を続けてよかったなと思いました。
正直なところ、普段脱臼の施術をすることなどあまりありません。
いつの間にか柔道整復師より、鍼灸師の色合いが強くなっていたなと感じます。
結局患者さんによってセラピストというのは成長を促されるのを実感します。
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