五十肩

今朝は早くからすごく冷えました。先月から来院される方で急性の症状を訴える方が多いのも、おそらくこの急激な冷え込みと無関係ではないように思います。ぎっくり腰や寝違えは特にそうですね。

今日は五十肩ですが、最近は20代、30代でも肩があがりにくいと訴えて来院される方が多いです。特によく冷える日は肩の痛みも悪化するようですね。

 

肩が上がりにくい、上がらないといった方が来院された場合、第一選択として棘上筋、棘下筋などのインナーマッスルを軸に治療します。ただ根本的に治すためには首から背中にかけての背骨のラインもとても重要なチェック項目となります。肩があがりにくいという患者さんはかなりの割合で首から背中のラインの筋緊張が強いのです。もし脊椎から上肢、下肢に抜ける血流や神経がなんらかの理由で阻害されている場合、患部の肩だけを治療しても症状が改善し続けるのはむずかしく、いわゆる「やってもらったときはいいんだけど、 またすぐにもとに戻ってしまう」ということになります。

もちろん肘から下が痛みや可動制限の原因になっていることもあるので画一的にパターンで決めつけてしまうことはよくないですが、現在大抵の患者さんがよくなっています。

 

五十肩は施術を続けるうちに筋力や姿勢が明らかに変わってくるので患者さんも効果が実感しやすいと思います。まだまだ寒い日が続くので、皆さんどうかお大事にしてください。

今日もたくさんの来院本当にありがとうございます。