夏が終わり、秋の気配がでてくると、腰痛の患者さんが増えてくるように思います。
しかも慢性の腰痛ではなく、どちらかというとぎっくり腰のような急性の症状の方が多いです。
古典にも寒い時期には腎を患いやすく東洋医学では腰痛と腎は密接なつながりがあるので、昔からそうだったのでしょう。
腎はひとの生殖能力や発育、老化とも密接につながりがあるので、腎気の停滞はもしかしたら腰痛だけではなく人体にとってとてもおおきな問題ではないかと思います。
当院ではぎっくり腰には鍼治療メインで行っているのですが、これからの季節はどの治療でも灸の活躍の機会が増えてくるでしょうね。皆さんも自宅でせんねん灸でもよいので毎日お灸で体を温めておくことをおススメします。ツボがわからない方はお気軽にご相談ください。
いつまでも元気で過ごせるかどうかは、結局毎日どのように自分の身体と向き合っているかだと思います。ご来院お待ちしています。